2012/03/26

The SAX Vol.52

つい先日発売されたアルソ出版のThe SAX Vol.52で、サクソフォン四重奏に関する特集が組まれている。内容は、須川展也氏インタビュー(トルヴェールQについて)、平野公崇氏インタビュー(ブルーオーロラSQについて)、世界のサクソフォン四重奏の歴史、日本のサクソフォン四重奏の歴史、日本のサクソフォン四重奏団名鑑、付録楽譜「Time to Say Goodbye(浅利真編)」と、およそ20ページに及ぶ内容である。

今回、編集部のH様よりお話を頂いて、"世界のサクソフォン四重奏の歴史"パートの執筆を担当している。見開き2ページぶんの中に、歴史・名盤5選・名曲5曲の情報が詰め込まれている。そして、なななんと"日本のサクソフォン四重奏の歴史"は、Thunderさんの筆によるものである。打ち合わせの段階からご一緒させていただき、執筆中も恐れ多いなあと思いながら書いていたのだが、こうして出来上がって並べられるとその文体や構成、情報量については完敗である(苦笑)。もうちょっときちんとした文章を書けるようになりたいものだ。訓練々々。

"世界のサクソフォン四重奏の歴史"については、およそ3000字ということで、ミュールQ、ラッシャーQ、デファイエQ、アドルフ・サックスQ、ハバネラQに関する情報と、その他の四重奏団の情報のバランスを取るのに苦労したが、必須となる情報に関してはそれなりに盛り込めたのではないかと思っている。

名盤5枚・名曲5曲については、常々こういう企画がないかなあと思っていたところ、まさに渡りに舟であった。kuri、Thunderさんがそれぞれ何を選んだのかは、ぜひお買い上げの上、確かめていただきたい。「最高傑作」として同じ曲を選んだのは、やはり必然だよなあ。

Amazonでの購入リンクは、こちら→THE SAX vol.52(2012年05月号)

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