2011/10/22

ブルーオーロラSQのCD発売・演奏予定

インドネシアのDiscusなるプログレッシヴ・バンドのセカンドアルバム、「...tot licht!」がマイブーム。1曲目の「System Manipulation」や6曲目の「Anne」なんて、想像を絶するほどに"プログレ"している。

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この度、平野公崇氏がサクソフォン四重奏団を結成したそうだ。メンバーは、平野公崇(ソプラノ)、田中拓也(アルト)、西本淳(テナー)、大石将紀(バリトン)という、まさに精鋭の4名。すでにCD発売といくつかのリサイタルが決定しており、私も聴く機会を楽しみにしているところ。ひとたびサックスを吹けばあのような(?)演奏をする平野公崇氏が、四重奏のソプラノサックスを吹くなんてちょっと想像がつかない。他の3人は室内楽のなかでも吹いているところを聴いたことがあるのだが…。いまからどんな演奏になるか、想像を巡らせておこう。

すでに録音され、オクタヴィアレコードから11月18日に発売されるというCD。Amazonでも予約開始している(→ブルーオーロラSQ「ファースト・ブルー」)。収録曲目は、下記の通り。
B.バルトーク - ミクロコスモスより
A.K.グラズノフ - サクソフォン四重奏曲
P.I.チャイコフスキー - 四季
A.ドヴォルザーク - ユーモレスク
N.リムスキー=コルサコフ - 熊蜂の飛行

まさかのオール・ロシアン・プログラム!!まさかデビュー盤にこの選曲を持ってくるとは、予想の斜め上を行くというものだ。どういった意図があってのことだろうか。ロシアン・プログラムというと、アウレリア四重奏団の「Four Generations of Russian Composers」や、ソロ録音ならばドゥラングル教授の「The Russian Saxophone」が真っ先に思い浮かぶものだが、19世紀後半~20世紀前半に活躍した作曲家のプログラムというのは、少なくともCDとしては思い当たらない。

首都圏で予定されているリサイタルは、2回。

【ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット CD発売記念ミニコンサート&トークショウ】
出演:ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット
日時:2011年11月6日(日曜)16:00開演
会場:ノナカ・アンナホール
料金:3000円("ご来場のお客様にはブルーオーロラのデビューCDをプレゼントさせて頂きます"とのこと)
プログラム:
CD収録曲目から数曲
問い合わせ&予約:
http://nonaka-actus.com/?pid=35738213

3000円でコンサートが聴けてCDもプレゼントとのこと(お得!)。首都圏近郊にお住まいの方は、いかがだろうか。この日は夜から練習があるので、前半だけでも伺えるかなー。

【ブルーオーロラ サクソフォン・カルテットCDリリース記念コンサート】
出演:ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット
日時:2011年12月1日(木曜)19:00開演
会場:浜離宮朝日ホール
料金:一般5000円、学生3000円(当日各500円増)
プログラム:
J.S.バッハ - コラール・プレリュード
P.I.チャイコフスキー - 「四季」より10月
M.ラヴェル - 「クープランの墓」よりプレリュード
A.K.グラズノフ - サクソフォン四重奏団
詳細:
http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/event/2011/12/event897.html

会場が浜離宮朝日ホールというだけでも、食指が動く。平日か…この時期は仕事が再び繁忙期に突入することが予想されるが、業務調整次第かな。CDに収録されていないラヴェルやバッハをやるというのも、面白そう。

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