2011/10/03

加藤里志さんのリサイタルご案内

雲井雅人サックス四重奏団の演奏会は、仕事のため行けず…(T_T)うーむ、なんか最近このパターンが多いぞ。次回に予定されているというバッハ&マスランカは、絶対聴き逃さないようにしなければ。

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サクソフォンの加藤里志さんから、リサイタルのご案内をいただいた。御存知の通り、洗足学園音楽大学大学を卒業後、前々回の管打楽器コンクールで入賞され、その後各所でご活躍のサクソフォン奏者である。公式サイトはこちら。確か2年前のフェスでご挨拶以来、なかなかゆっくりとお話する機会もないのだが、いろいろなところでお見かけしている。なんと、先日のThat's Saxophone Philharmoyのアンサンブル演奏会にいらしていたとのことで(あるメンバーの方とお知り合いだそうだ)、そこでTsukubaSQの演奏を聴かれてしまったらしい(笑)。

実はきちんとソロの演奏を聴いたことがなく、聴きたいと思っていた機会にちょうどご案内が。これは楽しみ!ちなみに、10月22日はサクソフォンアンサンブル・なめら~かの演奏会とバッティングしているため、思い切って山梨公演に伺うこととした。山梨かー、帰省の度に毎回通るけど、文字通り「通過」で、まともに歩いたことはないな。ほうとう食べてこよ~う。

以下、加藤さんの短いコメントを。

フランスの詩人ポール・ヴェルレーヌの詩「月の光 Clair de Lune」に焦点を当て、その詩に魅せられた19世紀末の作曲家と、その後彼等の歴史を引き継いだフランス人作曲家の作品を演奏いたします。

加藤さんのプログラミングは、毎回ぶれない軸が魅力的だ。私が好むようなサクソフォンの激烈マニアックな部分とはやや重なりが小さいものの、サクソフォンとしてではなく、クラシックの楽器としてのプログラミング。これは純粋なクラシック愛好家の方にたくさん聴いて欲しい。

今回は、「月の光」がテーマだということだが、私なんかは優しい響きよりも「月に憑かれたピエロ」に代表されるような"狂気"とか"冷酷"とかいうキーワードが思い浮かんでしまう。ドビュッシーは「ベルガマスク組曲」や「前奏曲集」ではなく、ヴェルレーヌの詩に基づく歌曲「艶やかな宴」の第1巻(Clair de Luneというタイトルの曲を含んでいる)と、また面白いところを持ってきている。

【加藤里志サクソフォンリサイタル「月の光」】
出演:加藤里志(サクソフォン)、羽石道代(ピアノ)
■山梨公演
日時:2011年10月16日(日)18:00開演
会場:山梨県甲斐市「双葉ふれあい文化館」
料金:大人2000円、学生1000円(全席自由)
■東京公演
日時:2011年10月22日(土)19:00開演
会場:古賀政男音楽博物館「けやきホール」(代々木上原)
料金:大人3000円、学生2000円(全席自由)
プログラム:
G.フォーレ - 月の光
C.ドビュッシー - 艶やかな宴
B.マントヴァーニ - 霧雨の狂
C.ドビュッシー - 小組曲
C.フランク - ヴァイオリン・ソナタ
予約:
http://nonaka-actus.com/?pid=34754865(アクタスセルマージャパン『オンラインショップ』)
Mail : info@satoshi-kato.com
FAX : 044-571-7173
下記情報をMAILまたはFAXでお送り下さい。
◆お名前
◆ご住所
◆連絡先
◆人数(種別)
◆公演場所(山梨・東京)
主催・問い合せ:
加藤里志コンサート事務局:http://satoshi-kato.com/

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