2009/11/14

ダニエル・デファイエの生徒たち(その4)

[1971]
新作課題曲:
Désiré Dondeyne - Symphonie concertante
1er prix:
Michel Reydellet
Paul Denais
Jean-Luc Vignaud

おお、デジレ・ドンディーヌ Désiré Dondeyneの作品だ!往年のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団とともに、「フランスの管楽アンサンブルの響きを持つ」と称されるパリ警視庁音楽隊の、指揮者。ドンディーヌはもともとクラリネット吹きだったが、キャリア初期から作曲家として有名であり、非常に多くの作品を手掛けている。サクソフォンの作品も、非常に多く書いており、そのリストはフランスのWikipedia等から参照できる。

1949年生まれのMichel Reydelletは、Bourg-en-Bresseに生まれた。1967年から1971年にかけてパリ音楽院のデファイエクラスに在籍したのち、1972年にクリスティアン・ラルデの室内楽クラスに入りなおして、さらに研鑽を積んだ。Quatuor de saxophones de Parisの初期メンバーのひとり(現在は脱退)。グルノーブル Grenoble音楽院教授現職。

Paul Denaisというと、どうもオルガン奏者の記述が引っかかるのだが、まさか同一人物じゃないよなあ。生年については、ほぼ同じころなのだが、まさかね…。Jean-Luc Vignaudは、セルマーの公式ページに名前がリストされていた。が、肝心の情報はまったく記載なし…。Jean-Luc Vignaud Bigbandという記述が引っかかったので、ジャズに転向した可能性が高い。

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