2009/11/27

ダニエル・デファイエの生徒たち(その13)

[1980]
新作課題曲:
Ida Gotkovsky - Variations pathétiques
1er prix:
Thibault Lam-Quang
Marie-Claude Binette

おお!イダ・ゴトコフスキーの「悲愴的変奏曲」ではないか!デファイエ氏が教授を務めている期間の中では、ピエール・サンカンの「ラメントとロンド」が一番有名な作品だと思ったが、少なくとも日本では「悲愴的変奏曲」のほうが有名じゃないかな?非常に長大な作品であるため、さすがに全部取り上げられることは少ないと思うが…。

Thibault Lam-Quangは、最初サクソフォンを勉強し、パリ音楽院のデファイエクラスを卒業後、エコール・ノルマル音楽院に進み、ピアノを勉強した。さらに、続いて声楽を勉強し、最終的にLille音楽院で合唱指揮を学んだ。現在は、Mantes en Yvelines音楽院で合唱の指導を行っているそうだ。またえらく移り気な(笑)。それともやはり、サクソフォンで一等賞を獲ったといえども、食べていくのは難しかったということなのだろうか。

Marie-Claude Binetteについては、見つけられなかった。

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