2009/09/27

Nathan Nabb来日

LANカードを買って取り付けたら、復活しました。やっぱりオンボードのLANチップって、イマイチですな。

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アメリカのサクソフォン奏者、ネイサン・ナブ Nathan Nabb氏が来日する予定があるそうだ。まだ若いプレイヤーなのだが、ノースウェスタン大学においてフレデリック・ヘムケ教授の下で学び、博士号を取得、現在ではMorehead州立大学のAssistant Professorの職に就いている、とのこと。日本出身で、現在はアメリカで活躍している杉原真人氏と親交が深いようで、そういった経緯から来日が実現したのだろうか。

【JMLレクチャー「サクソフォーンの現代奏法について」】
出演:ネイサン・ナブ、杉原真人(以上sax)、たかの舞俐(司会)
日時:2010年2月15日 19:00~
会場:JML入野義朗音楽研究所
料金:1000円
問い合わせ:03-3323-0646(JML)

おお、入野義朗音楽研究所の主催なのか。故入野義朗氏の名を冠したこの研究所は、時々面白い企画をするので、驚く。以前、室内オーケストラ作品に授与される入野賞の関連で、ディアナ・ロタル女史とダニエル・ケンジー氏(ケンジー氏の来日は、ロタル氏の提案によるところが大きかったということだが)を招くというという話を聞いた時は、驚いたものだ。聴きには行けなかったのだが…。

さて、話をもどそう。ネイサン・ナブ氏、何か演奏はないかなー、とさがしてみたところ、こんな動画がYouTubeにアップされていた。ティエリー・アラの「デジタル」!楽譜は見たことがあるが、演奏を聴いたのは初めてだった。重音を含む細かいパルスと、リゲティばりのクラスターによって構成される、無伴奏曲である。

・Thierry Alla - Digital


他にないかなあと探してみたら、なんとクセナキスの「XAS」が!Amethyst Quartetという団体は、「レシテーション・ブック」を演奏したということでも良く知っているが、いつの間にメンバーが変わったのだろうか。今までソプラノだった方がバリトンに移動し、ネイサン・ナブ氏がソプラノ、テナーに杉原真人氏が加入している。テンションも高く、技術的にも安定した演奏で、興味深く聴いた。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。杉原真人です。
    たまたまブログを拝見させていただきました。来年2月にネイトと日本でレクチャー、録音、コンサートを一緒にします。その練習/演奏会でアメリカ、シカゴで先週2回コンサートをしました。今回の企画は日本人作曲家たかの舞俐さんの新曲初演と彼女のもう一つのサックスとピアノの3重奏曲、ピアノソロの演奏がメインでした。日本ではたしか2/18杉並区公会堂小ホールでの予定です。良かったらいらしてください。

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  2. > 杉原様

    初めまして。コメントありがとうございます。まさか、Nabb氏と親交が深い方よりコメントをいただけるとは思いもよらず、驚いております。
    2/18の演奏会情報、まことにありがとうございます。さっそくブログでも紹介させていただきます。都合がつけば、ぜひ伺いたいと思っております。

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