2009/02/19

最近のKenneth Tse氏

ここ数ヶ月Twitterを使っていたのだが、どうもメリットを感じないのでアカウントを削除した。mixiも、エコーをOFFにした。便利なサービスは多いのだが、ここらで少し整頓をしないとな。

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アメリカを代表するサクソフォン奏者の一人、ケネス・チェ Kenneth TSE氏の最新アルバムが発売となった。今回は、なんと須川展也さんとのデュオCD!これは買うしかないだろう。チェ氏のウェブページのトップに載っている2人の写真が、素敵だ。

タイトルは、「Stellar Saxes(Crystal Records CD359)」。これがジャケットだそうだが、こちらもお茶目なサックス吹きが2人って感じでなんか良いですね。Crystal RecordsのCDは、チェ氏のファーストアルバムのジャケットがあまりにもアレな感じだったもので(笑)ちょっとびっくりしたのだが、今回はなかなか良い。肝心の内容だが、次の通り。このリンク先からも、詳細を辿ることができる。

長生淳 - Paganini Lost
P.ヒンデミット - コンチェルトシュトゥック
加藤昌則 - オリエンタル
G.ラクール - デュオのための組曲
長生淳 - 天頂の恋
V.モロスコ - デュオのための6つの現代的エチュード

まず注目すべきは、一部サックス吹きにとっては待望となる「天頂の恋」の録音。今まで音源がなかったため、これのために欲しい、という方も多いだろうなあ。ヒンデミットは、最近になってCD増えすぎっす(苦笑)。長生氏の作品、そして、加藤氏の作品も、試聴する限りではかなり面白そうだ。もちろん、ラクール、そしてモロスコも大変気になっているところ。

購入は、チェ氏公式ページのDiscographyのコーナーからどうぞ。っていうか、今のところはそれぐらいしか入手方法がなさそうなのだが、日本国内ではどうやって流通させるつもりなのだろうか。

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あと、今さらではあるが、前回の世界サクソフォンコングレスにおけるチェ氏のライヴ録音が、Media LIVE!のコーナーにアップされていた。David DeBoor Canfieldという作曲家の「Martyrs for the Faith」という名前の、アルトサクソフォンと吹奏楽のための協奏曲。「Polycarp」「Gaspard de Coligny」「Jim Elliott」という3つの楽章から成る作品なのだが、これがまた面白い曲なのだ!

あれですね、わかりやすいメロディやコラールの後ろに、走句が駆け巡るってやつに弱いですね、自分は。第1楽章や第2楽章がまさにそんな感じなのである。そして、第3楽章はノリノリの7/8拍子!楽しくないわけがない。共演は、スロヴェニアの陸軍バンドで、指揮はなんとベルギーサックス界の大御所、アラン・クレパン Alain Crepin氏だ!チェ氏のサックスも、冴えまくっている。ちょっと長いのだが、かなりの名演だと思うので、ぜひ聴いてみていただきたい。

4 件のコメント:

  1. 早速オーダーして、到着待ちです。それにしても、アナウンスされてから長かった。。。ただ chrystal records のサイトではまだカタログに
    のってないので、実際に流通するのにまだ時間がかかるかもしれません。chrystal records は日本でも卸店がありますし、なんといっても須川さんの名前もあるので、わりと簡単に入手できるようになるのでは、と期待しています。

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  2. > mckenさん

    確かに、出るぞ出るぞという告知はずっとチェ氏の公式サイトにありましたが、リリースはまたずいぶんと遅くなりましたね。

    > chrystal records は日本でも卸店がありますし…

    そうなんですか!それは知りませんでした。国内での流通も期待できそうですね。大手CDショップや、amazonが扱うようになれば良いですね。

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  3. アマゾンで発売されましたね このCD
    速効購入しました。。。

    天頂の恋 
    オリエンタル  が特に素晴らしいです・・

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  4. > naoさん

    私も、ようやく購入しました。アマゾンではかなり安い値段で売られているのが良いですね。到着が楽しみです。

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