2008/08/25

開放音⇔レとか、ジャズとクラシックとか

9月の四重奏曲やソロの曲、ラージアンサンブルの曲をポツポツとさらっているが、こういうのが一番できないな。音色はつながらないし、音程はバラバラだし。グラズノフとか、フェルドの緩楽章など危険ポイントは数多い。

昔から試行錯誤はしているのだが、やはり一朝一夕にできるようになるはずもなく、アンブシュアを変えてみたり、フィンガリングの動きに気をつけてみたり、という中で、昔に比べれば少しずつは改善されてはいるのかなあ。

少し話題は変わるが、ジャズの人たちって何であんなにどの音も均等に滑らかに鳴るのだろうか。もちろんクラシックの奏者にも、ニュートラルな音を持つ人はたくさんいるが、ジャズの人たちのほうがむしろ、アマチュアの早い段階から音色に気をつけているような気がする。

もう一つ、最近思うこと。クラシックの音色も、ジャズの音色も、突き詰めれば同じところに到達するのではないかな、と思っている。その最たる例が、マルセル・ミュールであり、チャーリー・パーカーであり。もちろん、その音色でもって何をするかは別問題だけれど、理想の音色(坂田明氏風に表現するならば、"北極星")は、サックスという楽器に共通なのものだと思う。

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