2007/02/20

CDのバックアップ

数年前からかなり話題に上っていることで、いまさらな感じはあるけれど、CDのバックアップって、どうしたらいいだろうかと考えてみた。CDは樹脂層の劣化やコーティングミスによって、いずれアルミ製の記録面が酸化してダメになってしまう、という。早ければ10~20年程度で聴けなくなるCDもあるんだとか。貴重な音盤、聴くことができなくなったらショック!だろうからなあ。

「CD-Rに一枚一枚コピーしていく」「isoファイルにしてまとめてDVD-Rに焼く」などは却下。色素の変質を利用して記録しているこれらのメディアは、CDよりも寿命が短いらしい。「オリジナルが聴けなくなった~(>_<)」と言って引っ張り出してきたときには、バックアップのほうがダメになっているかもしれない。

「パソコンや、外付けハードディスクにisoファイルとして記録しておく」も、論外。わたしゃ今までの人生の中で、ハードディスクを3回クラッシュさせております。いつ壊れるか分かったもんじゃない。それに、isoで記録すれば一枚600Mbytesくらいになるのだろうから、100枚で60Gbytesか?容量がぜんぜん足りません。

で、「1000Gbytes程度のRAIDボックスを買って、isoファイルとして記録しておく」のが良いのではないかという結論に達した。250Gbytesのハードディスクを4台搭載したストレージで、RAID5として構築すれば、万が一、あるハードディスクが壊れても、故障したことがすぐ分かる。さらに故障ディスクを交換することで、データの復活が可能なのだ(RAID5のメカニズムについては、富士通の解説サイトがわかりやすい)。

容量に関しては使用可能領域である750Gbytesもあれば、CD換算で1200枚程度まで大丈夫だし、ネットワークに接続しておけば、オンラインストレージとして世界中のどこからでもアクセス可能だし、良いことずくめ。まあしかし、1000Gbytesのモデルとなると、かなりお高い(10万円くらい)のが難点で、しばらくは縁がないだろうな(^^;

Googleあたりが、無限の帯域と容量を持つオンライン・ストレージ領域を、月額10ドルくらいで提供してくれれば、大変ありがたいのですが。さすがにそれは無茶というものかしらん。

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