2006/03/24

イギリスのサックス、新着資料

イギリスのサクソフォーン界の研究を進めるべく二枚ほどCDを購入(お金が…)。ハールの「Shadows of the Duke(Harle Records Harle 004)」と、カイル・ホーチという奏者の「Anglo Sax(Clarinet Classics CC0046)」。

ハールのCDは以前EMIから出版されていたものをHarle Records(→http://www.harlerecords.com/)から再発売したもので、デューク・エリントンのナンバーをハールやベネットがアレンジしたもの。伴奏はジョン・ハール・バンドで、ポール・クラヴィスやサラ・レオナルドなどハールのレコーディングにはおなじみのクレジットが多数参加している。聴いてみたが、一曲目からとてつもなくかっこいい!曲中常に四分音符=350を刻み出すウォーキング・ベースとドラムスに、ソプラノサックスがゆっくりとメロディを歌い、さらに時々重ねられるバンドの音色が素敵。ハールのアドリブも冴えまくり、特にジャズ好きにはかなりおすすめできそうだ。

カイル・ホーチ氏は、以前少しだけ雲井雅人氏とお話した時に紹介された奏者。雲井氏の、ノースウェスタン大学留学時代の後輩にあたるそうだ。雲井氏には「Chamber Sax」というCDを薦められたのだがあいにくそちらは見当たらず、いろいろ探してみたところタワレコで見つけたので買ってみた(未聴)。両者とも、またきちんと感想を書く予定。

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