2006/01/02

サクソフォーンフェスティバル2005 その1

忘れないうちにサクソフォンフェスティバル2005の感想でも。

今回は京王線に乗って多摩センターまで。急行を捕まえられたおかげでスムーズに到着できた。パルテノンまでのなだらかな坂道を登っていくと、楽器を背負った人がちらほら。軽く昼食を済ませていざ会場へ。

小ホール(チケットなしでも入れる)を覗いてみると、服部吉之先生の四重奏クリニックで逗子高校が受講していた。長生淳「四重奏曲」をやっていたが、すごかった。最近の高校生って上手いんですね。

若干落ち込みつつメイン・ホールへ。国立音楽大学の演奏で、四重奏+アルトサックス群のための生野裕久「ブルガリア民謡による試みパートⅡ」を興味深く聴いた。こういう場に来ると、普段周りで聴く音楽がいかに貧弱であるかということを思い知らされた感じだ。(音大生だということはあるにしても)完璧なピッチ、豊潤な音色、研ぎ澄まされた集中力、高いテクニックなどなど…。いい刺激だ。

新井靖志氏指揮昭和音楽大学の演奏でホルストの「火星」「木星」。パーカッションも交えた、大迫力の演奏。オーソドックスな編曲で安心して聴くことができた。「ここはトランペットかな」とか、「ここは弦の方がいいなあ」とか、そういった聴き方をしてしまうのはしょうがないかな。

冨岡和男先生指揮洗足音楽大学の演奏でラヴェル「ダフニスとクロエ第二組曲」。冨岡先生の指揮姿、カッコイイですねぇ。こちらはパーカッションに加えてハープ二台!を導入した超編成のサクソフォーンオーケストラ…たしか100人くらいだったか。あまりの迫力に会場も大いに沸いていた。…つづく。

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