2005/12/15

「イギリスのサクソフォーン」ページ構想

イギリスのサクソフォン界に注目している。手元にあるサクソフォン関連のCD(たぶん120枚くらい)からイギリスのサクソフォンに関係するものをピックアップして、イギリスのサクソフォンに関するページを作成しようと思っているところ。日本人サクソフォン奏者でイギリスに留学経験をもつ方がほとんどいらっしゃらないためか、イギリスのサックスに関しては日本人は無知にも等しい。

10枚ほど選び出したアルバムをざっと眺めると、レパートリーを国内の作曲家に委嘱したり、自分で作曲したり、即興を重視したり…と、オリジナリティ溢れる活動が展開され、それが品質良く実を結んでいるのが判る。どの奏者もジョン・ハールの下、十分な研鑽を積んでいるためか、技術的にはまったく問題なく聴けるのが嬉しい。「志と技が一体になる」とはこういうことなのだろう。

そんなイギリスのサクソフォン界を掘り下げて、ぜひとも日本に広く紹介したいのだ。

四重奏を組んでいる関係上、実際の演奏でもなにかできることがあるかもな。フィトゥキンの「STUB」とアンドリエセンの「Facing Death」、どちらも大変クールな作品だ。四重奏で日本初演してみようか…。

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