2005/08/14

On Fire

母方の実家に行ってきた。車で15分とかからないところにある。祖母に出していただいたそうめんとお菓子を食べながら、縁側でゆっくりまったり。ふと思いたち家の周りを散策してみる。祖父がなくなって以来作らなくなってしまった田んぼは、雑草が生えて荒れていた。昔は…田んぼの周りの畦道でいとこと鬼ごっことか…犬の散歩とか…。悲しいような寂しいような、不思議な感覚に襲われた。これを郷愁って言うのか?

音楽の話題も書かなければ。アルバム「On Fire(black box BBM1001)」に収録されているウィル・グレゴリー「Interference」がカッコいい。まるでホラー音楽のような点描的な導入に始まり、徐々にビートを刻みはじめるシンセサイザーに追従するソプラノ・サクソフォンのクールなこと!

「On Fire」収録曲は、どの曲もかなり洗練されていて楽しめるのだが、聴きとおすにはかなり体力が必要でした。悲劇の天才女流チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレに捧げられたというディヴ・ヒース「On fire」(アルバムタイトルにもなっていますね)からハイ・ヴォルテージ。久々に聴き疲れするCDを買ってしまったという印象。

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