先日到着した楽譜を少しずつ読んでいる。極限までポリフォニックに書かれており、目まぐるしく主役が交代するため、旋律と対旋律と伴奏と、分解してバランスを整えていく作業が重要だろう。
2017/08/28
2017/08/25
2017/08/23
2017/08/21
ベルリン・フィルの「シティ・ノワール」視聴
先週末、ベルリン・フィルの配信サービス、「ベルリン・フィル デジタル・コンサート・ホール」が、48時間の無料クーポンを配布していた。このクーポンを使って、気になっていたグスターヴォ・ドゥダメル指揮のアダムズ「シティ・ノワール」の演奏を視聴することができた。サクソフォンはティモシー・マカリスター氏。
初演のLAフィルの演奏が有名だが、指揮者が同じでもオーケストラが違うと、ここまで違った演奏になるのかと興味深く視聴した。その他にも、初演から現在に至るまでの、指揮者やサクソフォン独奏者の、考え方の変化というものはあるはず。何にせよ、また新たな名演が生まれたのだなと感じ入った次第。2009年の初演以来、世界各地で頻繁に演奏されているが、今後もますます多くのオーケストラで取り上げられてほしいものだ。
クーポンは、本日(日本時間なのか何なのかは良くわからず)まで配布中。詳細はベルリン・フィルのfacebookページを参照のこと。
2017/08/18
2017/08/17
2017/08/16
管打コン2017進行中
今年は、インターネット上に通過者が名前付きで掲載されているため、誰が通過したか一目瞭然。
http://www.jmecps.or.jp/
2017/08/14
2017/08/09
2017/08/08
マスランカ氏、逝去
作曲家のディヴィッド・マスランカ David Maslanka氏逝去の報せ。8/6に亡くなったそうだ。6月に、がんと診断されていたとのこと。また一人、偉大な音楽家がこの世を去った。
これまで、マスランカ氏の「レシテーション・ブック」に幾度となく取り組み、氏の作品に畏敬の念を持ち続けていた。演奏者の気を引き出し、物凄い勢いで消費させる作品の数々、どれも演奏者と聴衆の心に響く作品ばかりだ。
そういえばマスランカ氏のマスタークラスを受講したこともあったなあ(諸事情で氏の到着が遅れ、代わりに雲井雅人サックス四重奏団の皆様に指導いただいた)。その時、ほんの僅かであるが直接温かいお人柄に触れ、その印象も強く残っている。
ご冥福をお祈りいたします。
2017/08/07
キャトル・ロゾーの25周年記念ライヴ映像
キャトル・ロゾー、結成25周年コンサートの模様。東京芸術劇場大ホールで開催された、いまや伝説ともいえるコンサートの映像。録音がブレーンからリリースされたことはよく知られているが、まさか映像が残っているとは知らなかった。感動。
マルティノンの前半と後半。聞くところによると、デュボワの映像もあるとか…。
https://youtu.be/x7BVbklNlj4
https://youtu.be/_LnuX4iq7lk
とても集中力が高く、カルテットのみならずオーケストラもかなり乗っており…まさに一世一代の演奏という印象。
2017/08/03
ツーロン軍楽隊の音
グリーンドア音楽出版の、フランス海軍ツーロン軍楽隊の復刻盤を聴く。かつて、ガブリエル・パレが指揮を務めた由緒ある楽団の、ジャン・マイヨ楽長時代の録音を、CD2枚にわたり丁寧に復刻したもの(使用カートリッジはPierre Clement)。
レパートリーの豊富さとともに、やはりその濃密サウンドに魅力を感じる。木管セクションは、リード楽器の集合体(フルートは違うが)なんだな、という認識を強くする。各楽器が、十分にその楽器の特性を活かして鳴らすと、こんな音が生まれるのか、という驚きがある。
最近の吹奏楽は、音が中和することを良しとする傾向があり、残念ながら似たりよったりの演奏になりがちだ。
2017/08/02
昔の題名のない音楽会
題名のない音楽会に、須川展也氏とトルヴェール・クヮルテットが出演した放送回を観た。司会は武田鉄矢。VHS時代の録画をデジタル化したものだろう。
比較的オーソドックスな内容で、真新しさはないのだが、貴重な記録であることに間違いはない。「星に願いを」「アルルの女第二組曲より間奏曲」「私のお気に入り」「リベルタンゴ」の4曲の他、サクソフォンや演奏法に関する解説のコーナーがあった。「リベルタンゴ」では、啼鵬さんがバンドネオン奏者として出演している。