2020/02/26

テクノロジーの貢献

テクノロジー・トレンドがクラシック・サクソフォン界に及ぼす影響は、およそそのテクノロジーが現れてから5~10年のラグがある。例えばYouTubeの登場は2005年だが、多くの皆さんが情報のアウトプット・インプットとして使うようになったのはここ5年くらいだとの認識。広がりのキーは、授受双方において「誰もが」「簡単に」使うことができる、という部分であり、スマートフォンによる動画のアップロード・編集・視聴が広まったことを契機に、爆発的に普及したといえる。

次に個人的に最も注目しているのが、5Gの低遅延ネットワークを活かした遠隔合奏の広まりだ。インフラ側の整備がまだまだ、という状況ながら、5Gをサポートする端末が次々と登場し、普及のための材料は揃いつつある。5~10年したら、次の合わせは?ネット経由で!という時代が当たり前のように来るのかもしれない(少し古い記事だが、こんな記事を見つけた→
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/16/news027.html

このように、テクノロジーがクラシック・サクソフォン界へと貢献するような事象に、興味がある。私自身は、今は画像系のエンジニアで、残念ながら直接的に寄与できる部分はなさそうだが…。