2018/10/06

昔聴いた音楽

子供の頃によく聴いた音楽というものは、意識の下に、その音楽にまつわる思い出とともに強く残っているもので。繰り返し聴いたアニメのオープニング音楽や、やはり繰り返し遊んだゲームの音楽など、15年ぶり、20年ぶりに聴いても、メロディラインや、視覚的な記憶など、容易に思い出せる、というか、蘇ってくる。

そういった意味では、子供の頃のほうが(聴く対象の音楽の質は玉石混交だったが)一つ一つの音楽を大切に聴いていたのかもしれない。私だけではなく、多くの方がそうかもしれない。

アニメなりゲームなりクラシック音楽なり、私にとってのそういった曲・演奏はいくつかある。最近思い出したのは、「I.Q Final」というプレイステーション用のゲーム音楽。ちなみに作曲は服部隆之!で、パズルゲームなのにフルオーケストラを使った演奏、という、そのギャップも印象的だった。

では、最後にそのような聴き方をしたのは何だったかな…と、記憶をさかのぼってみた。思い出したのは、高校2年生のときにひたすら聴いていた、デファイエ四重奏団が演奏するデザンクロ「サクソフォン四重奏曲」だった。その頃は、それしか聴くものがなく、そればかり聴いていたのだ。