2016/11/06

Mirasol Quartet plays "Chaconne (伊藤康英編)"

Mirasol Quartetというアメリカのサクソフォン四重奏団が、伊藤康英先生編曲のバッハ「シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番より)」を演奏している動画を見つけた。同四重奏団は、テキサス工科大学出身のサクソフォン奏者によって結成された団体である。

日本ではこの編曲の素晴らしさが知られてきて、委嘱者である雲井雅人サックス四重奏団以外にも、少しずつプロフェッショナルの四重奏団が取り上げる機会が増えてきている。だいぶ前からこの編曲を推しまくっていた身としては、とても嬉しいことだ。しかし、アメリカでもこうやって演奏されているとは知らなかった。ずっと前に(誰だったか忘れたが)アメリカの奏者から「バロック系の良い編曲何か知っていない?」と訊かれたことがあって、そのときにこの編曲を勧めたことを思い出した。



動画の説明には編曲者についての説明がなく、今まで検索等で引っかからず気付かなかったのだが、これは間違いなく伊藤康英先生の編曲である(偶然見つけた)。とてもレベルが高い演奏。各箇所の組み立て方のみならず、全体の構成もかなりしっかりしており、聴き手を惹きつける演奏だと思う。

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