2015/03/16

超貴重!1975年のサクソフォン・ドキュメンタリー



日曜日の朝、こんな動画を発見して驚愕した。1975年制作の、40分間に及ぶサクソフォン・ドキュメンタリー。出演しているサクソフォン奏者は、ダニエル・デファイエ、マルセル・ミュール、ギィ・ラクール、ジョン・サンペン、ポール・ブロディ、ジャック・デロージュ四重奏団、レヴ・ミハイロフ、イワン・ロト、ハーヴェイ・ピッテル、野田燎、フレデリック・ヘムケ、ジョー・アラード、カリフォルニア・サックス・カルテット…(書き忘れている方もいるかも、敬称略)。演奏姿も少なからず収められており、大変貴重な内容となっている。

デファイエ氏の圧倒的なソノリテや精悍な顔立ち、この時代の、まだしっかりとしたミュール氏の立ち姿、ラクール氏のまるで近所のオッチャンのような親しみやすさ(だがテナーの腕前は驚異的!)、サンペン氏の高密度の音、初めて動く姿を拝見する、ブロディ、ミハイロフ、デロージュ各氏、いかにも東側から派遣されてきました的な立ち振る舞いのミハイロフ氏、野田燎氏の後ろには、石渡先生、須田寔氏、在りし日の阪口新氏が談笑している様子が!(他の若い日本人は誰だろう?)若き日のヘムケ氏のインタビュー、etc…。

見どころばかりの映像となっている。1975年制作、これだけ世界各国の奏者が集まっているということは、1974年にフランス・ボルドー氏で開かれた第4回世界サクソフォン・コングレスで取材をしたのでは、と推察する。いやはや、突然こんな動画がアップされてびっくりだ。Facebookもこの動画の話題で賑やかなこととなった。第4回のプログラム冊子はデータで所持しており、動画中で演奏されている曲は、プログラム冊子と対照すればわかるかもしれない。

個人的に惜しむのは、内容がほぼ全編フランス語であること。何を言っているのかさっぱりわからない。ううう、だれか翻訳を…!

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