2014/02/19

無人島に持っていく80分CD-R

1枚のCD-RとポータブルCDプレーヤーを持って無人島に一ヶ月滞在するとして、お気に入り曲を集めたCD-Rを作るとしたら中身はどうなるだろう…?考えてみたのだが、今であれば次のような感じになるかと思う。「今であれば」というのがポイントで、頻繁に聴く曲はその時々で流動的であるので、ひと月も経てば変わっているかもしれない。こういう時に、「カザルスのバッハ無伴奏チェロ組曲だけあれば良い!」とか「ライヒの18人の音楽家のための音楽だけあれば良い!」とか言えればカッコ良いのだが、そうはいかなかった…。

R.ブートリー - ディヴェルティメント(ダニエル・デファイエ)8'51"
A.ヴェーベルン - 四重奏曲作品22(MAアンサンブル)6'11"
P.グレインジャー - ローマの権力とキリスト教徒の心(ダラスWS)14'55"
A.ピアソラ - AA印の悲しみ(アストル・ピアソラ五重奏団Live)22'03"
S.ライヒ - エレクトリック・カウンターポイント(パット・メセニー)14'42"
合計76"42'

まあ、今だったらiPodの空き容量があるかぎりありったけの…というのが普通なのかもしれないが、こういった思考はとても楽しい。例えば「46分だったら?(カセットテープの長さ)」「4Gbytesだったら?(ビットレートやフォーマット調整可能)」…一日かけて、CD棚やPCのストレージを探索し、考えてみるのも面白いかもしれない。

また、一時的なお気に入りの80分間ではなく、これまでの人生で聴いた音楽のベスト盤CD-Rを作るとすれば何を入れるか…?これは非常に難しく、選定も大変だが、考える過程はさらに楽しいだろうな。上記のうち、ピアソラとデファイエのブートリーはそちらにも入ると思う。

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