2014/01/29

渡瀬英彦&La vie cherie@松濤サロン

昨日伺ったライヴ。なんとも贅沢で素敵な時間を過ごした。

【渡瀬英彦 & La vie Cherie LIVE! vol.1】
出演:渡瀬英彦(flute)、寺田正彦(piano)、Yoshino(vocal)、園山光博(saxphone, flute, clarinet)、渡辺茂(bass)
日時:2014年1月28日(火)19:00開演
会場:タカギクラヴィア松濤サロン
プログラム:
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? - 中国地方の子守唄
? - ひげうさぎのダンス
La vie cherie - 水辺にて
G.フォーレ - 水辺にて
園山光博 - セキレイ
La vie cherie - 慕情の物語
La vie cherie - 旅
J.ラフ - カヴァティーナ
J.S.バッハ - G線上のアリア
J.S.バッハ - ブーレ
E.サティ - あなたが欲しい
La vie cherie - 水たまり
La vie cherie - オン・フォール
M.ラヴェル - 亡き王女のためのパヴァーヌ
La vie cherie - 鏡(アンコール)

松濤サロンは、どちらかというとクラシカルな音楽が頻繁に演奏される場であるが、この日は、シャンソンというかジャズというかクロスオーバーというか、ノンジャンルの音楽が一気に奏でられた。フルートの渡瀬センセは、バスフルートを中心に抜群の存在感を放ち、寺田氏は作曲・演奏の両面から抜群のサポートをみせる。ブロックコードひとつひとつが煌めくように美しい。園山氏の音色の輝かしさにノックアウトされ、渡辺氏はニヤリとしながら人を喰ったようなフレーズを紡ぎだす。ヴォーカルのYoshinoさんが入ると、響きはさらに昇華される。フランス語がネイティブだということで、歌詞はすべてフランス語だ。艶かしい口当たりのヴォーカルに、ついつい曲に入り込んでしまう。ありきたりな感想を敢えて言えば、やはり「声」の表現力の偉大さに改めて感じ入った。

クラシック作品のアレンジも、面白かった。特にバッハ作品や、最後のラヴェル作品での、思わず踊りだしてしまいそうに成る愉悦感など、ここ最近感じることのなかったものだ。

終わった後は、5th cafe Udagawaにて軽く飲む。まだ2回目だったが、お喋りしながら、美味しい料理と日本酒に珍しい国産ワインと、ライヴ後の幸福な気分がさらに増幅されるような時間を過ごした。ここはおすすめ!また行きたいなあ。

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