2014/01/13

「カルミナ・ブラーナ」にハマる

この3連休、なぜかカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」にハマっている。既に4回くらい通して聴いたか。もちろん昔から知っていた曲なのだが、金曜の深夜に突然ふと聴きたくなってオイゲン・ヨッフム指揮ドイツ・オペラ座管弦楽団のCDをかけてみたところ、ああやっぱり良いなあ、と。

10年も前となるが(音楽関連で昔の話をするときに、2桁年以上前という単語も出るようになってしまった…)、2004年5月に開かれた日立市民吹奏楽団の30周年記念演奏会で、合唱・ソリスト入りの全曲演奏、しかもかなり高クオリティで超白熱した演奏に接し、以来お気に入りの曲のひとつ。原曲はもちろんオーケストラということもあり、サクソフォンとは全く関係ないのだが、発作的に聴きたくなることがあるのだ。

その金曜深夜をキッカケに、小澤征爾とベルリン・フィルのライヴ演奏(映像が残っている)を観たり、NMLにあったムハイ・タン指揮のロイヤル・フランダース・フィルハーモニーの演奏(かなり良い、しかもライヴ)を聴いたり。

改めて歌詞、というか元になったカンタータのテキストの日本語訳を読んでみたが、何とも凄いと再認識。生命万歳、酒で乾杯、男女の戯れ…快楽を追い求めて何が悪い、それもそれ運命に従うのみなのだから、と。内容が(良い意味で)どうしようもなく、突き抜けた清々しさを感じ、ああ、人間の根っこの部分てそういうものだよなあ(苦笑)と感じながら、ひたすらにダイナミックな音楽に身を委ねていた。

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