2013/09/07

David Kechley - Restless Birds before the Dark Moon

日本国内では、特にサクソフォン四重奏のための「ステッピング・アウト Stepping Out」で知られるディヴィッド・ケックレー David Kechley氏は、サクソフォンのために次のような作品を書いている。

Bounce [git, ssax]
Concerto [asax, chamber orch]
Double Variations [chamber]
Driveline [asax, git]
In the Dragon's Garden [asax, git]
Mixed Massages [chamber]
Music for Saxophones [5sax]
Restless Birds Before the Dark Monn [asax, winds]
Rush [saxq]
The Sea of Stones [git, asax, orch]
Stepping Out [saxq]
Surface Tension [chamber]
Tsunagari [5sax]
Valencia [mrb, saxq]

最近、アルトサクソフォンと吹奏楽のための協奏曲「レストレス・バーズ・ビフォア・ザ・ダーク・ムーン Restless Birds before the Dark Moon」を聴いた。「ステッピング・アウト」にも見られるミニマル風の要素を持ち、13分にわたって技巧的なフレーズの連続、最終部の盛り上がりなどなかなかのものだ。サクソフォンと吹奏楽のための作品て、面白いものがたくさんあるんだなあ!不思議と、日本では知られていないけれど…録音がないのが問題か、楽譜が手に入りづらいのが問題か。

WASBE(世界吹奏楽大会)2003におけるライヴ盤が存在する。サクソフォンはWayne Tice、越智邦宏指揮ストラスブール電力吹奏楽団との共演盤である。サクソフォン独奏は、やや荒削りだがライヴならではの熱気が伝わり、聴いていてとても興奮した。

0 件のコメント: