2013/06/13

クラリネット奏者としてのVincent Abato

Morton Gould and His Orchestra & Vincent Abato, clarinet soloist…島根県のF様よりお送りいただいたLP(をCD-Rに復刻したもの)である。往年のサクソフォンの名手、ヴィンセント・アバト氏は、クラリネットをも得意としたことは良く知っているが、このように大々的にクラリネットの独奏者として取り上げられているようなアルバムは初めてだ。ガーシュウィンの代表作とも言える「ラプソディ・イン・ブルー」「パリのアメリカ人」が収録されている。

冒頭のアバト氏によるクラリネット・ソロは、鮮烈!だがしかし、「派手」という、それだけでは語れないような瞬間的な独奏に感銘を受けた。続く部分では、モートン・グールドの管弦楽団もテンポ速めの快演!オーケストラの中では、アバト氏はやはりクラリネットを吹いているのだろうか、それとも、サクソフォン?

ジャケットのデザインもいいなあ。クリックすると拡大する。

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