2010/10/09

Trio Futurum on YouTube

トリオ・フチュロムは、パリ国立高等音楽院の出身者で結成された室内楽団。馬場みさき(pf)、ブナシール・ブーカテム Benachir Boukhatem(vn,va)、クレモン・アベール Clément Himbertというメンバーで結成されている。なかなか珍しい変性であるが、基本的にオリジナル作品などへ取り組み、委嘱作品なども多いようだ。2009年にSaxianaコンクールの室内楽部門で優勝するなど、その実力は折り紙付き。

2010年には東京芸術大学との交流演奏会のために来日を果たしたが、その演奏会には伺えず、大変悔しい思いをした。そんなわけで、どんな音がする室内楽団なのか、全くわからないままであった。この編成であれば、すぐ思いつくのはヒンデミットの「トリオ」だが、それにしてもいったいどんな演奏をするのか!?と、気になっていたのだ。

今日、Skypeで大西智氏さんと話しているときに教えてもらったのだが、そのトリオ・フチュロムのプロモーション用動画がYouTubeにアップロードされている。内容は、どうやらヒンデミット特集のようだ。「コンチェルトシュトゥック」「ヴィオラ・ソナタ」「トリオ」などが演奏されている。ちなみに、茶髪のサクソフォン奏者はゲストのJoonatan Rautiola氏(フィンランド出身)。サクソフォン・デュオやピアノとサクソフォン2本のトリオなどを演奏する際に、呼んでいるそうだ。



トリオ・フチュロムがどのような室内楽団かと、この動画からでもなんとなく様子は判るが、ぜひCDや長編などで一曲丸々、プログラム丸々聴いてみたいものだ。俄然興味が湧いてきた。

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