2010/09/05

バッハと、バーレスクと…

土曜日はTsukuba Saxophone Quartetで練習。「シャコンヌ」は、フィンガリング的にやっかいな部分も多いが、前半のゆっくりな部分や、クライマックスとなったところを、どのように聴かせるかも難しい。アレンジは、ブゾーニ→伊藤康英先生両名の手を経ただけあって、濃厚かつロマンティック。噛めば噛むほどよい演奏になるだろう。残された時間は少なく、その中で出来る限りのことをやるまでだ。

今日は、東京JAZZの生中継をNHK-FMで聴きながら(今も聴いてる)プラネルの「バーレスク」をさらった。いろんな録音を聴いたことがあるが、実際に吹くのは初めてで思ったよりも難しい譜面に苦戦。ただ、さらいかたがわからない"不可能系譜面"ではないので、もう少し慣れれば大丈夫かなと思う。次の合せまでに、もう少しテンポを上げて読んでおきたいなあ。あ、バッハももう一度さらわなければ。

聴く方の話をすると、「バーレスク」、やっぱ好きなのはEMIレーベルに吹き込まれたデファイエ四重奏団の演奏だな…超スピード&上手すぎて参考にはならないが。同じバリトンサクソフォン奏者のジャン・ルデュー氏が参加した、ルデュー四重奏団も、まるで21世紀に録音されたCDとは思えないほどの味わい深い演奏。日本のアルモやトルヴェールも楽しげで素敵。…と、ここまで考えてそれ以上思い出せなくなってしまった。他にはあまり印象深い演奏はなかったような。

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