2010/06/06

大石将紀スタジオコンサート

最近ラーメン食べてないなー。大学のときは、うっかり一週間に4食くらい食べてしまったこともあったくらいなのだが…まあ、ほどほどに味わいたい。

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自宅にテレビがない(もうかれこれ7年以上)ため、先日何度か放送されたという大石将紀氏のスタジオコンサート"ガーデン・オブ・ラブ"を、ついに観ることができず、悔しい思いをしていた。ところが、知り合いを当たっていたところ、なんとねぇ。さんがご自宅で録画していたとのこと!昨日、DVDに録画したものを頂戴した。ありがとうございます>ねぇ。さん

【ガーデン・オブ・ラブ 大石将紀スタジオコンサート】
出演:大石将紀(sax)、倉澤華(pf)
B.Britten - Pan (from Six Metamorphoses)
JacobTV - The Garden of Love
B.Britten - Niobe (from Six Metamorphoses)
藤倉大 - SAKANA
大石将紀氏による曲目解説
V.D'indy - Chorale Variée
Marco Stroppa - Ninnananna
Luciano Berio - Wasserklavier
André Caplet - Legende

門仲天井ホールで行われた、一連のリサイタルからピックアップしたであろうプログラム。凄すぎる(笑)JacobTVの音楽が、BS2とはいえ国内のテレビで放映されるような時代になるとは。初めて「Grab It!」を聴いて衝撃を受けた頃(2006年)には、想像すらできなかった。ようやくオランダに追いついたということだ。

特に感銘を受けたのが、後半のダンディとカプレ。この点、Donaxさんのレビューと同じ。ものすごい緊張感を湛えた演奏で、ビロードのような美しい音色と長大なフレージングに魅了された。前半の、JacobTVやSAKANAもいいですね!まず目を引いたのが豪華なスタジオセットで、NHKの本気を見たなあという印象。曲の進行に、三面スクリーン&電飾がシンクロするのだ…。「ガーデン・オブ・ラブ」でのソプラノサクソフォンの音色は、ずいぶんと固く収録されているのだが、大石さんの本来の音色はこんなものではないはず…もうちょっとレコーディングエンジニアに頑張って欲しかったなあ。

ストロッパとベリオはピアノのソロ作品。どちらも初めてだったが、興味深く聴いた。ピアノの倉澤さんについては大石さんが番組中に喋っており、そこで語られたエピソードが、なんだかその光景を想像してしまうようなもので、面白かった。

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