2010/02/22

ロバのエチュードについて

以前この記事でちらっと話題にしたが、クリスチャン・ロバのエチュードについて、13番目と14番目がわからない、ということがあった。これについて、李早恵さんより教えていただいたので、ご紹介したい。

内容をそのまま貼り付けると、


The 15th Etude for alto"Worksong"
The 14th Etude is for alto and bass clarinet (or tenor) called "Massai" for Richard Ducros and Olivier Sliepen
The 13th Etude is a cadenza for The Glazounov concerto.


なのだそうだ。まだまだ国内で演奏される機会は先になりそうだが、いったいどんな曲なんだろう。特に、13番目のグラズノフの「協奏曲」のカデンツァが気になる!グラズノフのカデンツァの作曲というと、真っ先に思い出すのがシガード・ラッシャーのカデンツァだが、クリスチャン・ロバのカデンツァだなんて、ちょっと想像がつかない。

15番目の「Worksong」については、作品の成立について、オコナー氏が語ったインタビューがYouTubeにアップロードされている。YouTubeにアップロードした「Jungle」の演奏を観て、ロバ氏がオコナー氏にメールを送り、そこから交流が始まったそうだ。YouTubeの演奏から曲が生まれるだなんて、まさにこの時代ならではですね。

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