2009/10/11

「Tread on the Trail」旧版と新版の違い

久々につくばに遊びに行っているので、自動更新。

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Terry Rileyの「Tread on the Trail」は、1965年に作曲された(ソニー・ロリンズに捧げられている)が、2000年に改訂されている。1965年版の本来の楽譜は、

A. ================
B. ================
C. ================
D. ================
E. ================

となっており、それぞれのラインを平行に繰り返して演奏する、という手法で曲が進んでいく。この楽譜に関して、2000年版では2つの変更が加えられている。

まず、各ラインにドローン用の音が書き加えらている。このドローンは、同時に1つのラインを演奏しているときにのみ有効となっている。次に、Eラインの下にDラインのハモリパートが追加され、Dパートを演奏している最中にそのハモリパートを演奏することで、Dラインを増強することが可能となった。

旧版の演奏は、Delta Saxophone Quartetの「Minimal Tendencies」や、平野公崇氏の「ミレニアム」で聴くことができる。一方、新版の演奏は、Arte Quartettの「Assassin Reverie」などで耳にすることができる。

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