2009/07/18

木下直人さんから(ブラストライブの記事)

本日、木下さんからの荷物を受け取った。驚き!!の超貴重&こんなものが存在するのか!というようなLPの復刻盤(後日紹介する予定、お楽しみに!)、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団1961年ライヴ録音のレベル修正盤、そして雑誌「ブラストライブ」を送っていただいた。ギャルド関連の記事が載っている「ブラストライブ」については、書店を探している最中だったのだが、まさか一冊まるごと送ってくださるとは思わず、木下さんには深く感謝申し上げたい。ということで、本日は「ブラストライブ」とギャルドのCDを紹介する。

7月10日発売のブラストライブに、ギャルドの特集が4ページにわたって組まれている。ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の魅力が、ポップな文体でぎゅっと凝縮して書かれているものなのだが、この記事でギャルド研究の日本国内、いや世界レベルでも第一人者としての、木下さんへの取材が敢行されている。音色やバランスに触れ、ギャルドの響きの魅力について、木下さんが語っている様子が描かれている。また、2007年3月21日にNHK-FMでギャルドの演奏が放送された時の、NHKの大ポカについても触れられている。

また、何枚か写真が掲載されており、私が木下さんのご自宅に伺った時とシステムの構成がやや変わってきているのが見受けられる。当時はまだ、Piérre Clementのカートリッジは稼働していなかったし(ステレオ盤の復刻は、オルトフォンのカートリッジを使用していた)、CDR機も違うものだったはず。

ギャルドのCDについては、NHKエンタープライズから発売された録音について、木下さんがダイナミック・レンジに関して不満だということで、そのレベルを修正したものを送っていただいた。面白いことに、NHKの出版部では、リリースする録音の最大レベルの制限があるらしく、もちろん今回発売されたギャルドのDVD/CDも例外でなく、最大レベルが低く設定されているとのこと。計測してみたところ、CDが持つダイナミック・レンジのおよそ80%に抑えてあった。なんでこんなことするのかなあ。聴いた感じもかなり変わってきて、印象がまた違って聴こえるものだ。

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