2008/07/15

Ensemble Squillante

Ensemble Squillanteは、フランスで活動するサクソフォンのラージアンサンブル。いずれもパリ国立高等音楽院の卒業生であるFederico COCA GARCIA, Pascal BONNET, Julien CHATELLIER, Simon DIRICQ, Cédric CARCELES, Adrien LAJOUMARD, Géraud ETRILLARD, Hugo SCHMITT, Thomas BARTHELEMYというメンバーで構成され、おもに編曲物を中心に取り組んでいるようだ。

現在の詳しい活動実態はちょっとわからないが、彼らのMySpaceページからいくつかの音源を参照することができる。グリーグの「ホルベルク組曲」や、ブリテンの「シンプル・シンフォニー」の抜粋。どれもが非常に洗練された響きで、きっと中途半端なオリジナル作品よりもずっと難しいであろう楽曲が、見事に演奏されている。良く揃った音程や見事なタンギング、幅広いダイナミクスなど、さすがパリ・コンセルヴァトワールの学生、ってところだろうか。

サクソフォンのラージアンサンブルって、アマチュアの団体は数多いが、プロの団体ってずいぶん少ない。それぞれのスケジュールを合わせるのが大変そうだからなあ。そういった中にあって、今後も継続して活動していくことに期待。とりあえず、CDをレコーディングしていただけませんかね(笑)。

YouTube上やDaily Motion上にもムービーがいくつかアップされている。これはYouTubeのもので、コレルリの「コンチェルト・グロッソ第8番」からの抜粋。おおー、かっこいいですな。


(2008/7/25追記)

いつのまにやら公式ページ公式ブログができていた。びっくりー。

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