2006/12/21

第二回ジャン=マリー・ロンデックス国際コンクール

井上麻子さんのブログで知ったのだが、なんと、あのジャン=マリー・ロンデックス国際コンクールが、2008年に再び開催されるらしい。(→http://www.music.mahidol.ac.th/jml/)すでに公式ページが完成し、課題曲も指定されている。第1回が行われたのが1997年だから、実に10年ぶりの開催となる。開催地はタイ!(前回はフランス ボルドー)

コンクールの結果集計ページ作りました。

前回のソロ部門優勝者は平野公崇氏、四重奏部門優勝はハバネラ四重奏団だったようだ。当時は、私自身サクソフォンのことを全く知らなくて(小学生のころか)、リアルタイムで情報を得ることはできなかったが、特にソロ部門での平野氏の優勝は、日本人が初めて国際コンクールを制したとのことで、大変なセンセーションを巻き起こしたらしい。

平野さんのほかにも、ヴァンサン・ダヴィッド氏、オーティス・マーフィ氏が入賞しており、このコンクールから、大変なソリストが数多く見出されたようだ。今度は、いったい誰が栄冠を手にするのだろうか。ところで、本選のオーケストラはタイ交響楽団とのことだが…え、タイのオーケストラですか。聴いたことないや。ドナトーニの「Hot」とか、いったいどんな演奏をするんだろう。

大きな国際コンクールがひとたび開催されると、世界中からありとあらゆるサクソフォニストが集まってくる。互いに切磋琢磨し合い、予選が進むにつれて候補は絞られ…オーケストラを従えた本選を経て、遂に決定する優勝者。傍観者の身ではあるが、なんだかコンクールと聞いただけでこんな様子を想像し、ワクワクしてしまうではないか?

追記:前回ジャン=マリー・ロンデックス国際コンクールのライヴ盤「SAXOPHONE D'AUJOURD'HUI ET DE DEMAIN」持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひお貸しくださいー!(涙)6年間探してます…。こんなジャケット。

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