2006/10/16

今年のフェスティバル

今年のサクソフォーンフェスティバルは、驚いたことに2日にわたる開催だそうで。詳細はこちら(→http://homepage2.nifty.com/jsajsa/festival2006/festival2006.htm)。でもさすがに、2日間連続して多摩まで出かけるのはツライので、どちらか、ということになりそうですが。

ここ数年平日開催&パルテノン多摩開催のため、頑張って講義を自主休講して観にいく…という状態が続いていたが、今年は余裕を持って聴きにいけそうだ。12/23&24日か。そのまま実家に帰ってしまうのもアリかな。

一日目の催しには、なんとアマチュアの奏者が自由に出場エントリーできるらしい!四重奏で出るか…とも考えたけれど、どうもメンバーの都合がつかないようで、残念。そのほか、おなじみとなった洗足教授陣によるラージアンサンブル「サクツェルツェット」や、小串俊寿のハッピーサックスなんかが聴けるとか。なんだか、今までになかったパターンですな。

二日目は、いたって毎年恒例のフェスティバル、という感じ。音大生のアンサンブル、会員による演奏、フェスティバルコンサート、フェスティバルオーケストラ…。特に最近のフェスティバルコンサートは注目すべき内容が多いが、今年もまた興味深い。「室内オーケストラとサクソフォンの共演」だということ。

アンドレ・カプレ「伝説」、マリウス・コンスタン「ムジク・ドゥ・コンセール」、このあたりまでは良く耳にすることもあるが、続いてフランコ・ドナトーニ「ホット」、ダイアナ・ロタル「シャクティ」、ミヨー「世界の創造」…す、すごい。

ドナトーニ、ロタルは、「あの」ダニエル・ケンジー氏が初演したという曲じゃないか!それをフェスティバルでやっちゃうとはね…しかもソリストは林田氏、平野氏とのことで、これはどんな演奏が聴けるのか注目だろう。オーケストラは板倉康明指揮東京シンフォニエッタ。昨年「シャクティ」が東京文化会館で初演されたときのバックも、このオーケストラ&指揮者のコンビだったはず。

ミヨーは、フランス国立放送フィルがデファイエを迎えた録音が好きで良く聴くが、今回は美音の持ち主、小串氏による独奏。いったいどんな音がホールに響き渡るのだろう?

しかしよく考えたら、カプレやコンスタンというのも、一癖ある選曲だ…一体全体だれの発案なのか。やっぱり○田さんの趣味かなぁ(笑)。ぜひ来年は「オーケストラと四重奏」頼みます、なんて。

というわけで、今年はサックス興味として、二日目(12/24)優先で聴きに行こうかと思います。一日目も捨てがたいが…!多摩の遠さは仕方がないからな。しょんぼり。

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